【カンタン】小3までに公文 算数F教材を終えるための3つのコツ

どうも、ひろぞーです。

息子クンは3歳から公文を始めました。

そして、小学校3年の現在は中学受験塾に通っていますが、まず言いたいのは

公文やっててよかった!

中学受験塾に入り、親としては塾の内容や進度についていけるのかが心配でした。

ところが、息子としては「楽しい」と言っていて、特に算数については「計算が余裕にできるから(他の教科と比べて)一番ラク」とのことで。

公文を通じて計算に自信が持てるようになり、その流れで塾通いが出来ている点は良いスタートになりました。

今回は、そんな息子クンが小1で公文の算数F教材を終えるまでにやってきたことを書いていきます。

ちなみに算数F教材は、小6の範囲相当*と言われており、中学受験の勉強を開始するまでにF教材を修了させておくことが一つの目安になっています。

https://www.kumon.ne.jp/nagare/hyosho/kijun.html
公文公式HP「教科別進度一覧表基準」より

・公文を始めたキッカケ
・算数F教材まで終える3つのコツ
・公文の先生との付き合い方

公文を始めたキッカケ

息子が公文式を始めたのは3歳の春から。
運筆(鉛筆で線を書いたりする練習)から始まりました。

公文を始めた理由は『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか? 』(祥伝社新書 おおたとしまさ著)を読んだことがきっかけです。

この本から、東大生の多くは公文から勉強をスタートさせていることを知りました。そして、中学受験に必要な要素を公文で学び終えてから、中学受験塾に通い始めているという現実。

ボク自身は公文を少ししかやらずに、中学受験を失敗した経験があります。基礎ができていなかったため、応用問題に対応できずに中堅校にしか合格できず。

この経験から、息子には戦略的に公文と向き合いながら次のステップへ向かうことが重要だと考えました。

奥さんに以下の点を伝えて、公文をスタートさせます(くもん行くもん)。

・小学校は公立に進学(性格的に小学校受験は難しいと判断)
・小3から中学受験塾に通わせる
・入塾までに足し算・引き算・掛け算・割り算をマスターさせる

科目は中学受験科目に含まれない「英語」を除き、「算数」と「国語」に絞ることに。

※注 小学校に入り、算数が想像以上の速さで進んだため、公文の先生の勧めで小1から英語も開始。息子の中学受験時期には英語(もしくは英検)での受験が可能になるかもしれないことも視野に。

算数F教材まで終える3つのコツ

息子クンは3歳から公文を開始し、小1で算数F教材まで終えました。F教材まで終えるためのコツは3つあります。

① 決めた枚数を必ず”毎日”やる
② 出来ない問題を子供に考えさせない、問題の解き方は先に教える
③ 毎日の学習を終えるたびに「ご褒美」

① 決めた枚数を必ず”毎日”やる

“最も重要”で最も難しい”ことです。

息子クンの算数は、
「平日10枚、休日20枚」というボリュームをF教材終了まで毎日やり続けました。

決まった枚数を必ず毎日やること。
これが習熟度・進度に大きく影響します。

サボり癖をつけないためにも、決めたプリント枚数を毎日やること。
これを幼少期からやることで、学習習慣も身につきます。

学習習慣とは「勉強することが特別なことはない」ことを認識し、毎日鉛筆を握りプリントをすることが”当たり前”になっている状態。

F教材修了を目指す中、毎日プリントを続けたことで、ボクには無かった学習習慣を身に着けている息子クンが居ました。

毎日やると決めたプリント枚数を確実にやる。これが一丁目一番地です。

② 出来ない問題を子供に考えさせない、問題の解き方は先に教える

では、どうやって続けていけたのか。
一番大事なことは「子供がストレスに感じること」を極力取り除いてあげることです。

解けない問題と直面したときが、子供にとって一番のストレスだと思います。
泣き出したり、プリントを投げ出したり。。。

そこでボクは”進度を優先“するために、子供が「わらない」と言った問題はボクが直接プリントに答えを書くことにしました。

そのまま考えさせても、結果解けなければ意味がありません。

解き方を教えた直後に次の問題を子供に解かせます。数字が置き換わっただけの問題なので、やり方さえ分かれば必ず解けるようになるんですね。

分からない問題が出てくるまでは放置。再びアラートが出るのを待ち、アラートが出たら解き方を教える、を繰り返すだけです。

しかし、このやり方にはこんな疑問も。

子供に考えさせる練習にならないんじゃない?

最初はボクもそう思い、ヒントを与えたりしながら、なるべく子供に考えさせながらやっていました。

でも、どれだけ考えても解けない問題は解けない。

そして、ぜんぜん終わらない。。

毎日公文に何時間かかんねん!

親も人間です。

毎日公文だけに追われて自分のやりたいことができないと、親が先にギブアップしてしまうこともありそうです。ウチもそうでした。。。

それなら先に解き方を教えて、解ける喜びを感じさせることが、何よりも続ける上では大事です。子供も自発的に取り組めるし、トータルで考えると手がかかる頻度も圧倒的に少なくてすみます。

そして本当に考えるのは、あらゆる計算ができるようになった後、それらを「どう組み合わせて」答えを導くのか。その時です。

③ 毎日の学習を終えるたびに「ご褒美」

日々の学習

ウチは毎日の公文が終わると、ゲームをやらせるようにしていました。

マインクラフトやスーパーマリオなど、子供がやりたいゲームを公文が終わったら15分プレイさせる。これが子供にとってのご褒美になります。

また、子供の状況に応じてご褒美をチューニングすることも大事です。

例えば、週末に算数のプリント20枚やる場合は、どうしても集中力がもたない。そのため、10枚区切りでゲームをさせていました。

いまも塾の復習を終えるごとにゲームプレイの時間を与え、学習習慣をキープしています。

息子クンも「ゲームをやるなら勉強しないと」というマインドが育ち、遊ぶためにはまず勉強を、という意識ができるようになりました。このご褒美は、親にとって非常に管理がラクになるので、非常にオススメです。

昇級時

算数でテストに合格し教材が上がった時には「特別感」が必要と考え、奮発してゲームソフトを買うようにしました。

子供としても、合格することの喜びを感じられるし、「次、Eに行ったらマリオカートが欲しい!」とさらに上を目指すモチベーションにも繋げることもできます。

公文の先生との付き合い方

最後に、公文の先生との関係性についてです。
公文の先生とは、どのような関係を作っていくのがベストなのでしょうか。

これは教室スタイルによって違うかもしれませんので、我が家のケースは参考までにしてください。

※参考 両親が共働きだった甥っ子は、家庭任せの公文教室に通っていたため、親も面倒が見きれずに宿題をこなせず、個人指導塾に変えていました。
教室による違いも結構あるかもしれません。

いい意味で公文の先生を活用できたと思うのは、以下の点です。

・何を目的に公文をやるのかをしっかり伝え、学習の進め方のアドバイスをもらう

公文の先生と目的の共有

息子クンの通っていた公文教室では、四半期ごとに保護者面談があり、教室での学習態度を教えてくれたり、こちらの悩みを聞いてくれたりしました。

面談の中では、小学校受験をするのか、公立小学校なら中学受験をするのかを細かく聞いてもくれました。

ボクからは「中学受験のために、小3までに算数F教材を終えられるようにしたい」と先生に伝えると、先生もその目標を意識して親身に息子クンを指導してくれたように思います。

家庭の学習状況も加味しながら、スピード重視でテストを受けさせてくれ、次のステップに進んでいきます。感覚としては単元の70%の理解度でテストを受けさせてくれていました。

また、進度が上がることにより過去の単元を忘れることもあったため、面談で相談し復習用のプリントをもらい家庭学習でフォローも。

このように先生とのコミュニケーションを通じて、公文での学習が進めやすくなったことは言うまでもありません。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

公文の程よい分量のプリント教材、先生との関係性は息子クンとの相性バツグンでした。

目標だったF教材を超え最終的にはH教材100までを終えて、通塾開始と共に公文の算数を終えました。

公文は、親がやり方を工夫しながら取り組めて、取り組みの成果として進度が見える化されています。そのため、計算力だけでなくベーシックな学習習慣を身につける点においても良い仕組みだと思います。

中学受験を意識して公文を始めようとしているなら、まずはやってみることを力強くオススメします。

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