ひろぞーどうも、ひろぞーです。
中学受験グノーブルに通う小5息子の伴走親をしています。
小5の前半戦も終わったので、取り組んできた内容を振り返っていきたいと思います。
小5前半戦最大の壁:成績の乱高下と「志望校の現実」
偏差値低下から得た親の覚悟
小4の最後の実力テストも好成績でこのまま進めばかなり上位の中学も狙えるな。そう革新に近い希望を抱きながらの小5がスタートしました。
しかし、3月グノレブで叩きのめされます。まさかのクラスダウンで、現実を知ることになります。
上位校を目指せる偏差値帯から大きく外れることになり、親子ともども悔しい思いをすることになります。
小5。改めてここからが「本当の中学受験」なんだとマインドシフトし、目先の偏差値を上げることよりも日々の学習でベースの学力(読み書き算盤(笑))を引き上げることに注力することを誓いました。
「上位6%から上位20%に成績が下がった」本当の原因
成績が急下降した要因は、5年生になり抽象度の高い単元が増え、それに対応できていないことです。ここはどれだけ授業内容を吸収できるかにかかっています。そもそもついていけないと判断すれば、撤退しかありません。
授業の難易度が上がったことに加えて、先程書いた「ベースの学力」が不足している点や、「復習サイクル」の定着ができていないことも別な要因としてあるのではなかと考えました。
「ベースの学力」を具体化すると、
・正確な計算力
・正しく文章を読み解く力
この2つに問題がありました。
また、「復習サイクル」については、やや算数を軽視し、結果として4年までやっていたテキスト中心の復習を軽くして、その時間を理科社会に当てながら全体を伸ばそうとした戦略が裏目に出た感じです。
課題への対応:計算・音読・テキスト至上主義
「ベースの学力(計算力・読解力)」と「復習サイクルの定着化」を基本戦略に添えて、まずは小4レベルの立ち位置に戻ることを目指すようにしました。
具体手な取り組みは以下のとおりです。
グノから配られる計算ドリル『基礎力テスト』の取り組み方を、「スピード重視」から「見直し徹底」へ切り替え
時間よりも100点を取りに行く姿勢の方を重要視します。
溶き終えるたびに毎回「見直しした?」と確認し、時間がかかってももう一度溶き直させることで、自ら間違えを発見し、基本問題こそ確実に正解しなければならないことを理解させます。
読解力については、明らかに文章に触れる機会の不足からくるものだで、それであれば毎日強制的に触れるようにしよう。
ということで、1日15分、毎日の読書を学習ルーティンに加えました。
本は小説が中心で3週間で1冊ペースで読み切れ、「読み切る」達成感も味わうことができ、読書に対する抵抗感を減らせるとも考えました。
何よりも塾学習音土台は「テキスト復習」であり、特に算数こそ1つ1つの単元をまずは定着させることです。
算数はコピーを取って、繰り返し演習する。理科社会ではテキストの音読と問題を解いて理解と記憶を促進させる。
科目別振り返り │ 「学習効率化」と「戦略」
理社:NotebookLMとGeminiを活用した時短復習法
算数のウエイトが大きいと知りつつも、理科社会も難しくなってきたこともあり、復習にはそれなりに時間がかかってきました。
我が家では理科社会はAIを活用する選択をします。
理科は抽象度が上がり、力学や電気など「原理」が分からないと先に進めない単元が出てきます。テキストをAI(NotebookLM)に食わせ、それをわかりやすいスライドに変換させて、原理の理解から進み、AIに理解確認を目的としたフラッシュカード(単語帳みたいなもの)を生成してもらい、それを使って定着度を確認していきました。
大幅に成績が向上するわけではありませんが、復習の効率化は実現できていると感じます。
算数:偏差値65の壁を越える「基礎徹底」
算数はとにかく計算力。GnoRevでやってはいけない失点を重ねていたのは大問1~2の計算問題と1行問題だったので、ここをカバーできる対策が急務でした。
また、偏差値65を目指す場合は、正答率4割以上の問題を9割正解することで到達するので、こうした問題を落とさないように日頃から、基本問題を確実にやり遂げることを目指すように進めていきます。
まずは基本問題。基本問題の定着こそ中学受験算数と心がけ、日々の学習でもそれを範囲させるようにテキストの前半のミスを「どうやってなくしていくか」を息子と話しながら取り組んでいくようにしました。
こうした基本問題の定着化が、既知の解放のストックにつながり、その解放を組み合わせた応用問題へ対応していけると思っています。
国語:『論理国語』との出会いと息子の変化
国語は塾テキストだけではしんどい。正直記述問題も「とにかくかけばいい、マスを埋めればいい」というスタンスで授業に挑んでいるらしく、「文章の構造を理解」することとはかけ離れている現実を実感します。
なんとかしなければ、という気持ちでAmazonやSNSで国語の基礎力を向上させる材料を探す日々。
評判の良かった出口汪先生の『論理国語(小5)』を活用することしました。品詞や接続詞の理解が進み、文と文のつながりを意識するキッカケにもなりました。
15分読書と平行して進めていたことで、国語が嫌いではなくなり、好きになるキッカケにはつながったのでは、と考えています。
親のメンタルと中学受験の「正解」とは
本格化した中学受験。この波にもまれながらも、1つ1つの課題と向き合いながらなんとか小学後年の半年を過ごしてきました。
SNSでは「先取り、先取り、先取り、算数は小5のうちに全単元を終わらせる」「ハイレベル問題集をやらないと間に合わない」など、いろいろな中学受験に対するご意見が、特にSAPIXの上位クラスの親御さんから投稿されていたりもします。
個人的には、「なんのための中学受験なのか」という観点で、中学受験をする目的を見失わないことが非常に重要だと考えています。目的がないと、情報に振り回されてしまい、教材の買い込みや個別指導塾への追加課金等、本来取らなくてもよかったオプションに手を出すといった自体に繋がりかねません。
こうした自体を回避するためにも、
最難関校(志望校)に通わせたいのはなぜか、というゴールの設定を行い、家族との共有することで、目的から逸れた行動をせずに、最短距離を走る必要があると考えています。
n=1の成功事例に振り回されないために
SNSにしばしば登場する「『中学への算数』をやることは非常に重要」というコメントに対して、すでにそれを実行できる親御さんは共感します。そのコメントは高評価となるケースも実際にあります。しかし、我が子の基礎体力がない状態で、そうした教材に取り組むことは有意義でしょうか。
n=1(一人の子どもの話)の成功事例は、当たり前ですが「役に立つ人」と「関係ない人」がレベルに応じて存在するのは事実です。また、n=1はエビデンスに乏しく、いくら親御さんが必死に検証したところで、サンプルは「1」であることに変わりありません。
こうした親御さんの多くは、
ハイレベルな問題に取り組むことで、周囲の注目を集めることで、一種の自己肯定感を高めているようにも思えます。もちろん、親切心から共有されているケースもあるのでしょうが。
こうしたn=1の情報に振り回されることなく、中学受験生活を楽しく進めていくためには、我が子にとって本当に有益な情報なのだろうか、という見極めが必要です。
例えばオススメされている参考書や問題集があった場合、塾の復習の他に取り書かれる時間はあるのか、書店で中身を確認し我が子のレベルに合っているのか、といった点は最低限確認しておいたほうがいいでしょう。
ボク個人としては、n=1の親御さんの見解(特に独特な学習の取り組みや問題集の推薦)は、「こんなやり方があるんだな」という程度で読み流します。
むしろSNSで重要なのは、個人塾の先生や、元大手塾の講師の方のポストです。塾でフォローされきれないようなポイントを解説されている投稿は非常に有意義で、学習の道しるべになります。
何よりも大事なのは、SNSから得られる情報よりも、通っている塾を活用することが大事です。塾の先生が持っている、過去の生徒の膨大な情報や生徒の個性を踏まえた学習相談ができるのは、塾ならではです。せっかく月謝を払っているなら、とことん塾を活用すべきでしょう。
愛があれば「最高の親子エンタメ」になる
中学受験をやるかやらないか。
個人的には「12歳時点で行きたい学校の入試問題に対応できるか、できるようになる可能性はあるのか」、「子供の将来にとって有益か」この2点で考えばよいと思っています。
そもそも入試問題に対応できなければ、中学受験そのもののスタートラインにすら立てません。ある程度伴奏しながら「やれそう」という手応えがなくなれば、これまでかけた塾費用や勉強してきた時間がもったいない、という気持ちを捨て去り撤退するべきでしょう。
また、将来の有益性と言いましたが、シンプルに私立中学の環境や雰囲気が我が子にフィットしそうかどうか、楽しんで通えるかどうかという観点で考えられれば十分ではないでしょうか。
ボク個人としては、まずは塾通いをしながら中学受験本番に向けて楽しんでいる息子を応援したい気持ちが強くあります。いろいろな情報が溢れ、周りにも様々な考え方を持っている人がたくさんいる中、ノイズを気にせず、ゴールを明確にしてやるべきことを忠実にやっていく。
子どもの「楽しい」という気持ち、この学校に通いたいという「目標」、実現するための日々の「努力」。これからが備わることで「中学受験は親子にとって最高のエンタメになる」と本気で考えています。
だから中学受験はやめられません。小5年の後半戦もエンタメ気質全開でやっていきます。









